Eiji Yamamoto Photography 好きな写真は人物や(人が写っていなくても)人が感じられる、人の想いが感じられる写真。例えば、モノでも建築でも、それを作った人のこだわった点や工夫した箇所、またどの角度からそれを見て欲しいか、作者なりの気持ちがあるかと思います。それを意識すると、目の前にあるそれが、単なるモノではなく、作り手の想いがこもったモノに感じられる時があります。写真とは撮影者とその見えない相手との対話だと思います。


A moment of 0.360 seconds

「Ayaka Rhapsody」


となりのアヤカちゃんは魔女のような人です。僕にとっては。跳んだり跳ねたり増えたり格好良かったり。色々な表情を見せてくれます。最近思うのです。自分の写真はもっと自由でも良いのではないかと。人物や風景の記録、そこでの時間の記録、気持ちの記憶などなど、記録や記憶のための写真ではなく、楽しむ写真があっても良いのではないか。同時にカメラやレンズの性能にそこまで拘らずとりあえず自由に。そしてそれをプリントして見る。写真本来の楽しみがそこにあるのではないかと。そこでザールブリュッケンで知り合った同じ滋賀県出身の写真家Ayaka Okuさんをモデルに色々撮らせていただきました。撮影時間は僅かですが、その中で出来ることをした、2017年冬の写真です。

A moment of 0.360 seconds

「一瞬の0.360秒」


通りを歩いていて誰かとすれ違うときに、その誰かに対して「格好いい人」「綺麗な人」「画になる人」と感じることは誰しもあると思います。「画になる人!」と、そのような気持ちが動いた時、そのすれ違う一瞬に歩きながら撮りました。因みに一瞬の「瞬」とは仏教からきた時間の単位で「摩詞僧祇律(まかそうぎりつ)」によると1瞬は20念(1念=0.018秒)で0.36秒ということ。それを意識してシャッター速度を合わせて撮りました。進む時間の中、歩く自分、向かってくる相手、すれ違うその一瞬、つまり動いている中に現れた一瞬の像、それこそが「画になる」と感じた人の時間の中における本当の姿かもしれません。

「Dialogo リゲティ:無伴奏チェロソナタ」

「Dialogo リゲティ:無伴奏チェロソナタ」


2014年8月16日(土)東京で開催したアマディスカ・サロン・コンサート。そこで生演奏と映像のコラボをしました。ジェルジュ・リゲティ (1923-2006)作曲の無伴奏チェロソナタ1. Dialogo (1968年作曲)です。演奏は高橋麻理子(チェロ)。写真は全てこの作品のために撮り下ろしました。Dialogo=対話。視線や動きでシンプルな中にある抑揚ある「対話」や、静かな世界の中にある動の世界、自分の中にある対話だけでなく、自分を取り囲む世界との対話を意識しています。展示順に並んでいます。(model : Maiko Shoji)

「Vocalise ヴォカリーズ」

「Vocalise ヴォカリーズ」


2014年8月16日(土)東京で開催したアマディスカ・サロン・コンサート。そこで生演奏と映像のコラボをしました。セルゲイ・ラフマニノフ (1873-1943)作曲のヴォカリーズ作品34の14(1915年作曲)です。演奏は山本のりこ(ソプラノ)、竹口苗里(ピアノ)。これまでに撮影した写真で構成しました。秋の雨、日中から夜、そして次の日の日中から夕方の時間を意識しています。展示順に並んでいます。

「ソノリウム」

Sonorium共催シリーズ2011「映像と音楽」
ラファエル・ファヴル、外川千帆 リートデュオ・リサイタル 東京公演
歌曲の響vol.3‐写真家・山本英人氏と共に


2011年2月27日(日)東京、ソノリウムで催されたコンサート「映像と音楽」で使用された作品です。

「静かな時の光の優しさ」

「静かな時の光の優しさ」


光。建造物や人物、自然など様々な場所に光があたります。直線的な強い光もあれば、明るさを示すだけのような弱い光もあります。光のあるそれらの空間は光によって演出され、一つの世界を作っています。そしてそれを捉えた時間は一瞬にもかかわらずその中にある落ち着き、ゆっくりとした時間の流れを感じさせています。そんな落ち着いた静かな場所にある光は、静寂感や、時には包み込むような優しさや温もりを与え、目にした人に落ち着いた心や癒しを与えられるのではないでしょうか。

「花と光と」

「花と光と flowermelody」


人は花に何を求めるのでしょうか。その一つに癒しや優しさがあると思います。しかし単純に綺麗に花咲いている時期だけが人に癒しを与えるのではなく、芽が出てきた時には喜びや期待、枯れゆく時は労いや感謝など花を通して様々な感情を抱きます。そして花は綺麗な形のものもあれば、そうでないものもあります。また一輪だけ目立っていることもあれば、大勢の中に紛れてしまっている時もあります。そんなことを意識して見ると、花はそれぞれの場所で精一杯生きている気がします。その花の世界を覗いてみた時、そこに優しさを感じる自分がいます。既に製造、販売されていないオールドレンズで撮影しました。マクロレンズは使わず、標準から望遠レンズです。既に古くなったオールドレンズは傷やカビ、曇りがありますが、それが現在のレンズにない独特の描写を生み出すことがあります。その独特の描写で花と光を切り取りました。印象派写真のきっかけとなったシリーズです。

心の雫

「心の雫 I Can Hear The Rain」


墓地は現在に生きる人とその人のルーツである過去を結ぶ場所だと思います。そして先人に何かの報告をしたり、会話をしたり、言い換えれば現在に生きる人の心のよりどころかもしれません。しかしそれを結ぶ墓石が風雨にさらされているのはどういったことでしょうか。家族や関わりある人は訪れないのでしょうか。100年以上前の墓碑は文字が消え、十字架は落ち、墓石は朽ちて、辺り一面には木々が生い茂っています。ここに眠る人たちの人生は何だったのか。その光景を見ると切なさや辛さ、嘆きに似た気持ちを覚えます。かつて人の想いがあった場所に今は人の想いはないのでしょうか。1年以上かけて撮影したもので、晴れの日だけでなく雨や雪の日もあります。

Portrait

Portrait


「ポートレイト」。相手を綺麗に、美しく、可愛く、格好良く撮るのも大切だと思いますが、それ以上にその人らしさが重要だと思います。特にポートレイトは撮る人と撮られる側のコミュニケーションによって生み出されるもの。その中でその人らしさ、その人の内面的なものが現れるのではないでしょうか。ポートレイトは一つの対話であり、コミュニケーションです。その上で目的・用途に合った撮影を進めていきます。

Japan

Japan


日本の街中や旅先で出会った人や物。歴史的建造物など、これまでと同じ風景を残している日本と、流行を求め、また新しい技術で変化していく日本を捉えてみました。

+ Sound

+ Sound, Video 街中や旅先で撮った一枚と音


写真は一瞬を切り取ったものですが、観る人がそこに時間を与える芸術だと思います。音が入ることによって、そこからさらに世界が広がるのではないかと考えました。

Theater

Theater


劇場やコンサートで撮影した写真のFacebookアルバムです。

Facebook

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Facebookを保管庫のようにして上げているアルバムの一部です(非公開設定)。赤外写真やスーパーマクロ、流し撮りのアルバム、観光のアルバムがあります。それぞれ新しいウインドウで開きます。こちらのFacebookは新たに作ったアーティストサイトではく、個人ページです。


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