Eiji Yamamoto Photography「Impressionism PhotoArt 印象派写真」


■Impressionism PhotoArt 印象派写真とは何枚かの写真を重ね合わせて新たな世界を作り出す写真です。それらの写真は写実的ではなく、合成によるにじみや曖昧さで印象的な世界を作り出します。

■このギャラリーでは上の方に比較的多くの最新作品が並んでおり、初期の作品は下部に多くあります。初期の作品は多重露光の延長にあり、重ねることに楽しみがあり(特にモノクロ)、1)単純に重ねたもの、2)広告的なもの、3)物語性を意識したもの、となっています。しかし最近の作品では物語性を最重要に意識しています。



■2015年8月4日-8月9日、京都駅前地下街ポルタ、ポルタギャラリー「華」にて個展「重なる写真が広げる世界」開催

例えば多重露光の画像にさらに写真を重ねたり、モノクロ画像とカラー画像を重ね合わせたり。フイルムカメラやデジタルカメラで撮影した画像をPCに取り込み、重ね合わせて構成し、プリンターで出力します。重ねる写真画像の枚数やその重ね方、順番を変えると 不思議なイメージが生まれることや、色が混ざり絵画的な印象が作り出されることがあります。写真画像を重ねることで写真が持つ物語性や世界観が更に広がっていく・・・。多重イメージによる画像、そのような作品を展示・販売しています。是非、ご高覧ください。

今回は全ての作品においてドイツ、ハーネミューレ社(1584年設立)でモールドメイド製法によって作られたコットン100%のマット・ファインアート紙「ウイリアム・ターナー」にプリント。 A3サイズ並びにA4サイズ。

展示は絵画的なものを意識して写真一枚ごとに額とマットを選びました。写真額とデッサン額です。同時に作品毎にマットを選びました。厚さは3種類、色は2種類。展示はリズム感を意識し、照明は天井とスポットライトで、テクスチャの荒いマット紙を演出しています。

オリジナル作品は額装して販売しております。



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